右目の痙攣が治らないので
極端な眼精疲労とドライアイかと思い
眼科へ行くと、医大病院で治療するように
言われた。
右目だけでなく、両眼とも眼瞼痙攣症とのこと。
単なる疲れ目のピクピクではなく、
何らかの神経伝達の異常から眼輪筋が不随意に
収縮して、目を思い通りに開けにくくなる病気。
眩しさや痛み、違和感などを伴う。
異様に瞬きをしていて、眼球が動いていないと医師は言う。
確かに瞼が思うようにならない気がしていたし、
目が痛くて、良く見えなくなっていた。
眼玉が横にずれるような感覚や、後頭部を殴られた
かと思うような痛みもある。
加齢で瞼が落ちてきたのかな、とも思っていた。
対処法として、ボツリヌス療法。
つまりボトックスである。
美人先生に
「見た目も変わりますか?」
と邪な気持ちで訊くと
「見た目は変わりませんよ。美容用のボトックス
とは量が違うのよ。」
とあっさり。
こちらが一回目のボトックス後。
目の縁のプクプクしている部分が
注射をした所。
目の周りに5〜6ヶ所針を刺す。
痛いのだ、チクッがチーーーックククーって
長引くような痛さ。
「麻酔しても痛いのよ。
美容に力を入れている人たちは、
この痛いのをもっともっと頑張るのよ。」
私、綺麗にならなくていい、
こんな痛いのいやだ。
汚いおばちゃんでいい。
間隔をあけて、濃度を上げながらボツリヌス菌を
打ち続ける予定だが、効果が見られない場合は
手術となる。